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Industry News 2 min read

ソースの蓋を、結婚式の引き出物にする

ファストフードは、日常の安い食事だ。

好意度は高いのに、人生の特別な日には呼ばれない。

マクドナルドUKがやったのは、一番捨てられる部品を記念品にすることだった。

何が起きたのか

2026年8月、マクドナルドUKが Wedding Flavours を発表した。

ディップソースの容器。その蓋と外スリーブに、新郎新婦がメッセージを名入れできる。

用途は、結婚式のプチギフトだ。

イギリスの結婚式では、砂糖菓子を配るのが定番だった。

それをやめて、ゲストがテーブルに置いて帰らないものに替えた。

ローンチ企画として、20組に名入れソース150個とポテト150食分をプレゼントしている。

撮影を担当したのは、Charli XCXのツアー記録で知られる写真家だ。

なぜ効いたのか

商品も価格も何も変えていない。変えたのは、置かれる場面だけだ。

中小企業なら、こう使える

自社で一番地味なものを、一つ思い浮かべてほしい。

納品時の梱包テープ。作業着のワッペン。持ち帰り袋。伝票の控え。

それを、人生の記念日の記念品にする。

やっていることは、文脈の移動だけだ。

日常品は、置かれる日を変えるだけで思い出の品に格上げされる。

そして名入れがあると、受け取った人が必ず写真を撮る。

撮られた時点で、その一個が広告になっている。

まとめ

マクドナルドがやったのは、開発ではなく配置換えだった。

一番捨てられる部品ほど、記念品にしたときの落差が大きい。

商品を変えずに、置かれる日だけを変える。

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