Home Business Works Company Member Contact Recruit Journal
← ジャーナル一覧
Industry News 2 min read

ファンを“有償の広告”に変える。世が世なら!!!が推し活を仕事にした「歩く広告バイト」型

広告予算がないとき、私たちは打ち手を諦めがちだ。だが、熱量のあるファンや社員を「有償の広告塔」として動員できれば、低予算でも拡散は作れる。あるアイドルグループは、ファンにギャラを払って街を歩かせるという常識の逆転で、“前代未聞”の話題を生んだ。人の熱を宣伝力に変える型を分解する。

何が起きたのか

2026年、アイドルグループ「世が世なら!!!」が、歩く広告メディア「アドマン」を使って渋谷でゲリラ企画を実施した。

32インチの大型デジタルサイネージを背負ったファンが、街を歩く。「推し活しながらお金が稼げる」という体裁で、時給1250円・日払い、1回約50名の複数枠で計約150名が参加した。ワンマンライブの告知を街に広げる企画で、「宣伝してもらう側が対価を払う」という逆転が“前代未聞”としてSNSで話題化した。

なぜ効いたのか

普通なら、ライブ告知は広告を出稿して行う。お金を払って媒体の枠を買う。

だが彼らは、媒体の代わりに「ファン自身」を有償の広告塔として雇った。しかも「推し活でお金が稼げる」という、ファンにとって断る理由のない参加動機を設計した。好きな対象を布教でき、報酬ももらえ、参加自体が自慢や投稿のネタになる。ファンの熱量が、そのまま宣伝力に変換されて自走した。

さらに「ファンにギャラを払って宣伝させる」という常識の逆転そのものが、報道価値を生んだ。普通は逆だからだ。この意外性が、企画を出稿費以上のニュースに押し上げた。

中小企業なら、こう使える

熱量のあるファンや社員は、どんな会社にもいる。彼らを「有償の歩く広告/アンバサダー」として動員する。

肝は、参加すること自体に本人のメリット(報酬・体験・自慢のネタ)を設計することだ。頼んで無償でやってもらうのでなく、参加が得になる仕組みにする。

採用で、現場社員に日当を払って自社ロゴ入りの装備で街や現場を回ってもらい、その様子をSNSで発信させる。ファン客に特典付きで自社グッズを身につけて外出してもらう。「宣伝してもらう側が対価を払う」逆転は、低予算でも話題性を生む。人手のかかる現場系ほど、社員そのものが最強の媒体になる。

まとめ

世が世なら!!!がやったのは、ファンを有償の広告に変えたことだった。参加者自身にメリットを設計すれば、人の熱はそのまま宣伝力になる。「宣伝させる側が払う」逆転は、低予算でもニュースを生む。

ASTERでは、話題の広告を100本以上、構造まで分解して御社の集客・採用に翻訳しています。御社のファンや社員を、どう“媒体”に変えられるか。一度一緒に設計してみませんか。

(構造の解説資料・過去事例集をご用意しています。お気軽にお問い合わせください。)

𝕏 f in 🔗